民宿 治郎兵衛家

毛ガニはもちろん
地魚やウニが並ぶ。

素朴で味わい深い
漁師料理を

堪能できる特別プラン

女遊戸(おなつぺ)海岸で
営まれる漁師宿で
海を堪能する

今回ご紹介する宿のなかで唯一、「民宿」と謳っているのがこの治郎兵衞家だ。三陸潮風トレイルのルート上にもなっている女遊戸(おなつぺ)集落の一角にあり、白い砂が広がる女遊戸海岸も徒歩圏内にある。夏場であれば海水浴場としてにぎわう女遊戸海岸だが、それ以外の季節はプライベートビーチ然とした静けさをまとう。とくに冬の時期であれば波と風の音だけが響く三陸の海岸美を堪能できる。
治郎兵衛家での楽しみ方は、この三陸の海に流れる時間に身を任せるというものだろう。朝の海岸で日の出を拝むもよし、潮風に誘われるようにしてトレイルを散歩してみるのもおすすめだ。三陸の海で過ごした時間は忘れられない思い出になるだろう。

ウニと毛ガニの
素晴らしきハーモニーに
思わず感動する

さて、肝心の毛ガニ料理だが宿の自慢は、毛ガニと蒸しウニの二食丼だ。ウニは夏に旬を迎えるのに対し、毛ガニの旬は冬となる。よってこれらの食材が相まみえることは基本的にはないのだが、漁師でもあるオーナーの、美味しさへのこだわりがこの不可能を可能にしている。ここで提供される蒸しウニは、オーナー自らが獲ってきたウニを冷凍し、自家保存しているものだという。しかも、ただの冷凍では本来の風味を保つことができないため、わざわざ急速冷凍機を導入したのだとか。ウニと毛ガニの二色丼はオーナーの情熱が生んだ夢のコラボメニューなのである。
もちろん、こうした背景を知らずとも、ふっくら蒸しあがったふわふわのウニと、ほろほろと柔らかでいてジューシーな毛ガニとのハーモニーは感動ものだ。まさに箸が止まらなくなる、そういう丼である。
なお、冬であれば、毛ガニのほか、アワビやナメタガレイといった宮古を代表する豪華食材を使ったメニューも期待できるとか。宮古の魚介の実力を知るにはうってつけの宿なのである。

三陸を代表する素材を一度に楽しめるウニと毛ガニの二色丼。

毛ガニのほぐし身と蒸しウニがたっぷり盛られる二食丼。素朴ながらも最高に贅沢な一品だ。

瞬間冷凍で作った蒸しウニは一年を通して提供される。

水揚げされた魚種によって変わる刺身。鮮度はいうまでもなく一級品だ。

季節ごとの旬を楽しめるのがこの宿の魅力。ちなみに夏場のおすすめはホヤ料理。

民宿 治郎兵衛家

所在地 岩手県宮古市崎山5-48
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アクセス 宮古駅から車で15分
チェックイン 16:00
チェックアウト 10:00
駐車場 乗用車20台
お問い合わせ 0193-62-7150

※写真は料理の一例です。詳細は宿泊施設のホームページにてご確認ください。

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