宮古の人にとって、三陸毛ガニは活きてこそという強いこだわりがあるが、その新鮮さにかける思いは、飲食店で毛ガニに向き合う料理人たちにとっても変わらない。
茹での滋味深さや焼きの香ばしさはもちろんのこと、ほかの食材との組み合わせで作りだす美味しさも新鮮な毛ガニがあってこそなのである。
そのため、「活」で仕入れた新鮮な毛ガニにこだわってメニューづくりをしている店がほとんど。毛ガニを調理する料理人たちにとっては、本州最大の毛ガニの水揚げを誇る宮古で包丁を握る醍醐味といえるだろう。
宮古では、三陸毛ガニが自由な発想をもとに料理のジャンル、味の引き出し方も異なる多彩なメニューで提供される。ぜひとも宮古の町に繰り出して、三陸毛ガニの美味しい七変化を心ゆくまで味わっていただきたい。
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